スズメバチが好む雑草 アレチウリ

小学校の空き教室を間借りした学童が仕事場だ。

学童の入り口にコンクリート製の大きな水槽があり、昔は亀を飼ってたそうだ。

ところが、ずっと放置されていてヤブ蚊の発生場所と化しており。

そこで、デンク熱が流行った年に学校に頼んで土を入れて花壇にしてもらった。

春の花壇は菜の花が一面に咲き誇りそれは綺麗だった。

菜の花が終わると、菜の花のタネがたくさん出来て、そのタネを食べに謎の鳥が訪れるようになった。

野鳥図鑑で調べてみると、どうやらカワラヒワのようだ。

子どもたちと観察できた。

 

夏の終わり、花壇に謎のつる植物が生えて来た。

ヘチマのような葉っぱで、目立たない花がたくさん咲き、

あれよあれよと言う間に花壇を覆うように広がっていく。

 

秋になり、その花にスズメバチがたくさん来るようになった。

 

学童の入り口、とても危険。

この植物はなんだろう?

まずは、スズメバチが好む花で検索してみた。

ヤブガラシが出て来たが、これではない。

春にカワラヒワが来ていたのを思い出し、

河原のつる植物で検索してみた。

 

ビンゴ‼︎ これだ、   アレチウリ

特定外来生物らしい

白いトゲに覆われた実も付いていた。

スズメバチがいない隙を狙い全て抜いた。

 

春にカワラヒワの糞とともに花壇にやって来たのだろう。

はじめカボチャかヘチマ?ひょうたんか?

ウリ科の葉は実がつくまで正体が分からない。

 

すっかり騙されたが、

もう君を見逃すことはないだろう。

 

 

休日のウォーキング

公園内の川の土手には沢山のアレチウリが生えていた。

 

今まで見えなかった物が見える驚き

知識を得るって楽しい事だ。